遺産分割協議書の重要性と作成方法

皆さまこんにちは。マレー行政書士事務所です。
毎日暑いですね。
私は無趣味で仕事ばかりしている人間ですが、唯一の趣味が散歩です。以前は週7万歩(1日平均1万歩)歩いていましたが、今は忙しく、週3万5千歩(1日5千歩)がやっとです。最近は暑さのせいもあり、5千歩も怪しくなってきました(+_+)
早く涼しくなって、もっと歩きたいです。

さて今回は、遺産分割協議書の重要性とその作成方法について記載します。

遺産分割協議書とは?
遺産分割協議書は、相続人全員が合意した遺産の分割方法を記載した書類です。
主に相続税の申告時や不動産の名義変更時などに必要となります。
この書類があることで、相続手続きがスムーズに進むだけでなく、相続人間のトラブルを未然に防ぐ役割があります。

遺産分割協議書の重要性
法的効力: 遺産分割協議書は、相続人全員の署名が必要であり、法的に有効な書類です。相続人全員が合意した内容が法的に認められます。

トラブル防止: 相続人間のトラブルを未然に防ぐために、明確な分割方法を記載することが重要です。

手続きの円滑化: 遺産分割協議書があることで、不動産の名義変更や銀行口座の解約などの手続がスムーズに進みます。相続手続き全体が迅速かつ効率的に行われます。

遺産分割協議書の作成方法
相続人の確定: まずは相続人を確定します。確定には被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍などを集めます。これにより、全ての相続人を正確に把握することができます。

遺産の確認: 遺産の内容を確認し、リストアップします。不動産、預貯金、有価証券、動産など、全ての遺産を詳細に確認します。

分割方法の協議: 相続人全員で遺産の分割方法について話し合います。各相続人の意見を尊重し、分割方法を決定します。内容については当然に全員の合意が必要です。

協議書の作成: 合意した内容を遺産分割協議書に記載します。具体的な分割方法や各相続人の取り分を明確に記載します。

署名: 相続人全員が署名します。これにより、遺産分割協議書が法的に有効な書類となります。

遺産分割協議書は、相続手続きを円滑に進めるために欠かせない書類です。
相続人全員が納得のいく形で遺産を分割するために、しっかりと話し合いを行い、法的に有効な協議書を作成しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。